hand in hand

毎年、発展途上国の子どもを主とした500万人以上が呼吸器感染症や下痢によって命を落としています。これらの原因の大半は不衛生な環境や浄水の欠乏によるものであり、HIVやマラリアよりも多くの人々が病死する原因となっています。死に至るようなこれらの感染症などであっても、石けんを使った手洗いによりその半数近くを減らすことができるという研究結果が出ています。石けん1つで病を予防し命を救うことができるのです。しかしながら、世界中の多くの人々はたった１つの石けんも手に入れることができず、予防できる病気のリスクを増大させてしまうのです。

Hand in Handは、製品1個が購入される度に、石けん1個を寄付する活動を行っています。最も必要とされている場所へ確実に届けるために、インフラの整ったNPO（非営利団体）と直接通じています。2012年2月に、ハイチにあるいくつかの児童養護施設の子供たちに手渡しで石けんを届けて以来、これまでに6万5000個以上の石けんを寄付し続けてきました。

Hand in Handの石けんは、原料が石油由来ではなく自然界に再生可能なものであるなどの基準を満たした、Natural Products Associationの認定を受けています。また、適正な労働環境と生産者の持続的な生活向上へと繋がる、アメリカのフェアトレードにも認定されています。